この映画観た?

20231223中島みゆき夜会の軌跡

 

12月23日16時50分頃開始でした。

不思議な空間です。大きな映画館にふたりしか観客はいませんでした。

またこの映画も、今まで見ていた中島みゆきの夜会の映画とは違い、最初に編集者か監督が出てきてお話をして1989年から2002年まで劇場版夜会を編集したものだと説明しました。

とにかく不思議な空間と音楽に2時間ほど浸らせてもらいました。

        20231023沈黙の艦隊

 

結構期待して見に行きました。少し期待外れでした。原作の漫画を見ていましたから、実写化でそれを上回るものを期待したのですが、やはり原作の漫画に勝てなかったというのが感想です。

20231021松任谷由美50周年コンサート

 

コンサートなんて何年ぶりかな?
でも、凄く面白かった。コンサートにはまる人の気持ちがわかります。フリフラを観客全員に配って、観客全てでコンサートを盛り上げるのは、これはこれで素晴らしいですね。

音と光での演出は病みつきになりそうです。

20230809ミッション:インポッシブル デッドレコニングPARTONE

 

今日の午前中は映画を観に行きました。

「ミッション:インポッシブル デッドレコニングPARTONE」です。

トム・クルーズって凄いですね。

まだ、映画を見ていない人にはネタバレです。読まないでください。

イタリアでは、まだ蒸気機関車が走っているのですね?

列車の上でのアクションシーン、本当の鉄橋がぶっ飛ばすシーン、そこから列車が一両づつ落ちるシーン、トム・クルーズと女性が何回も落ちそうになって・・・。

誰が考えて、どうやってこのシーンを撮ったんだ!?

とにかく凄かった、あっという間の3時間でした。

「ミッション:インポッシブル」シリーズ第7作でシリーズ初の2部作ですから、次作も観に行こうと決めました。タイトルの「デッドレコニング(Dead Reckoning)」は「推測航法」の意味で、航行した経路や進んだ距離、起点、偏流などから過去や現在の位置を推定し、その位置情報をもとにして行う航法のことを指すとのことだそうです。

シリーズを通して数々の命懸けのスタントをこなしてきたトム・クルーズは、今作ではノルウェーの山々に囲まれた断崖絶壁からバイクで空中にダイブするアクションシーンを披露と言うんだから、トム・クルーズって何歳?1962年7月3日生まれなので61歳か?60歳を超えてとにかく走るシーンがやたらと出てきます。この歳になってもアクションに拘るのってやはり凄いとしか言えないよね!

2023年6月23日 映画「怪物」

 

カンヌ国際映画祭脚本賞受賞なので、結構期待して見に行きましたが、面白くなかったというのが感想です。

何が面白くなかったかというと、話の筋が暗くてよくわからなかった。正直者がバカを見る映画は価値が無いでしょう。登場人物の少年ふたり、安藤サクラ、永山瑛太、田中裕子の誰にも共感することができなかった。

この映画を作ってどうだというのでは日本映画のお先は真っ暗だと思わせた映画でした。観に行かなくても良いと思います。

20221209「ラーゲリより愛を込めて」

 

正直、映画を観に行くのはいつも最後の方で、もうすぐこの映画の上映が終わるかもというタイミングで観に行くのが大半です。

ただ、この映画だけは、テレビCMを見て、観たいなあと思い、封切りの朝一9時上映で観ました。

ウィキペディアによると、ラーゲリとは、ソ連の強制収容所を指すが、本来はキャンプを意味するロシア語の単語で夏休みの子供キャンプ、合宿、宿泊施設を意味するということなので、本来は楽しみにつながる言葉と思われます。

映画については、もう少し泣ける映画かと思いましたが、泣かす演出がそんなに多くなかったと思います。人間は、不当な目に遭っても希望を持って生きるべきかもしれません。

イントロダクション:実話を元に運命に翻弄されながら再会を願い続けた2人の11年に及ぶ愛の実話―「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きる男が実在した――

文字で残すことが許され合い主人公:山本幡男の遺書を、4人の仲間たちが暗記して、妻子に届けるという話は、実話であり、感動的なのですが、それよりもロシアに対する怒りが湧いてきて納まりません。

正直、ウィキペディアのシベリア抑留を読むと、ロシアへの怒りが湧いてくるし、現在のウクライナへの侵攻はでのロシア側の主張は、全く受け入れられないと思います。

今まで、力で領土を増大してきたロシアは、第二次世界大戦後も領土を拡張したままです。ソビエト連邦が崩壊したときに、多くの国が生まれました。ウクライナもそのひとつです。そのウクライナを取り戻すために、プーチンは侵略戦争を始まました。

今のウクライナ戦争で、ロシアは敗北してロシア連邦が崩壊し、極東にいるロシア人たちはモスクワ近郊へ移住させるべきです。そしてロシア人のいないシベリアに新しい国家が生まれることを期待しています。

だって、第二次世界大戦後、ロシアの領土以外の植民地は解放され、新しい国家が出来ました。ロシア人はモスクワへ移住して、今までの植民地を開放するべきです。

それが、ロシア人の幸せにつながります。

そうすることにより20世紀の植民地時代がやっと終わりになります。

そうでないとウクライナのような悲劇がまた繰り返されるでしょう。

 

2022年10月14日「耳をすませば」

 

1989年少女漫画雑誌「りぼん」に連載された不朽の名作「耳をすませば」の実写版です。

正直、ジブリ版のアニメ も原作の漫画 も読んでいません。ただ、思ったのは少し美化しますが、自分も中学のときはこんな感じだったなぁという思いです。15歳。中学三年。 とても懐かしく、今思えばとても輝いていた1年間でした。この年で地元を離れたので懐かしく思うかもしれません。

配役は、子どもころも良かったですが、大人になった月島雫を清野菜名が、天沢聖司を松阪桃季が演じています。10年経って男の友達が松阪桃季みたいになったら最高ですね。清野菜名さんもそんなにきれいではないのが、月島雫役としては最適でした。

15歳の時の約束を10年後に果たすのはいいですね。これが15年後とか、20年後だと違ってしまうでしょうね。15歳の10年後の25歳って、まだまだ夢を見てもいい頃だと思います。ただ、映画で描かれた10年後の出版社の上司なんてあんなもんだったでしょう。働くときに何が正しくて、何が正しくないかということが、わかっていない人が多かったような気がします。今も少数派になりましたがそんな上司が全滅種として残っていますね。

やっぱ、イタリア良いなあ。と思ったら、日本で撮影されたものだそうです。ロケ地となったポルトヨーロッパは和歌山県にあるテーマパーク内にあり、イタリアの街並みを本格的に再現した施設で、コロナ禍で海外ロケを断念せざるを得なかったスタッフは、ポルトヨーロッパでの撮影とイタリアの現地クルーを使った撮影を行い、聖司が暮らすイタリアの街並みを映画の中で完全再現したようです。

それはそれとして、海外へ行きたいなと思う今日この頃です。

20220808トップガン マーヴェリック

 

1986年公開の「トップガン」の続編ですが、残念ながら「トップガン」を観ていませんでしたので、まずはアマゾンプライムにて午前中「トップガン」を観ました。

これは、大正解でした。続編ですから前のストーリーを知っていて当然という作品ですから、観ないで行くと、なかなかついていけません。但し、アマゾンプライムで観た「トップガン」は普通に観ました。多分、この映画の見どころはジェット機でのアクションですよね。狭いパソコンの画面では前作では話題になったスカイアクションに迫力がありません。何となく、筋だけは理解しました。

そして、映画館で観た「トップガン マーヴェリック」のスカイアクションに度肝を抜かれました。劇場公開日が2022年5月27日ですので、2か月以上経っていますので、今さらネタバレをしても許されると思います。何か、この作品を撮るために1986年の前作は創られたのではと感じました。

 

映画館で世界最高級・真の本物を味わってみないか? バランスを無視した“突き抜けた品質”を誇り、感情を経験したことのない極端な領域まで一息に連れて行ってくれるような“あり得ない映画”を――。

 

まさしく、この言葉通りの凄い映画でした。主演のトム・クルーズは最高のアクションスターですね。若い頃のトムもかっこいいけど30年以上経ったトム・クルーズも渋くなって、若い頃より良くなっていると思いました。

また、この映画はトムが歳を重ねて、始めて撮れた映画かもしれません。劇中に登場するバトルシーンがCGでは無く、全て本物って信じられます。キャスト達が過酷な耐G訓練を完遂し、8Gかかる戦闘機を乗りこなし、顔の歪みも苦痛のうめき声も演技では無いのって信じられます?”本物の戦闘機”であえて撮影しているのって信じられません。

ここからは、ネタバレです。まだ観ていなくてこれから映画館に行くという人は読まないでください。やはり、この映画のハラハラドキドキは最後の任務を遂行する映像です。超低空・超高速の侵入・敵施設の破壊の後の地対空ミサイルが次々とマーヴェリックの部隊を襲ってきます。敵機との空中戦もハラハラドキドキですが、マーヴェリックの機が撃墜されてしまいます。ここから・・・。

観てのお楽しみにしておきましょう。最後に疑問です。

マードリックの元ガールフレンドのペニー・ベンジャミンの旦那って誰なの?

また、空母セオドア・ルーズベルトを実際に使って映画を撮ったの?

どうやら、本当らしいです。流石アメリカ!映画の為に本当の空母で撮影させてくれるんですね。

202204025 英雄の証明

はじめて、イランの映画を見ました。映画・comから解説をそのまま引用し

ます。

解説:「別離」「セールスマン」でアカデミー外国語映画賞を2度受賞するなど世界的に高い評価を受けるイランの名匠アスガー・ファルハディーが手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したヒューマンサスペンス。SNSやメディアの歪んだ正義と不条理によって、人生を根底から揺るがす事態に巻き込まれていく男の姿を描く。イランの古都シラーズ。ラヒムは・・・。

2021年製作/127分/G/イラン・フランス合作
原題:A Hero
配給:シンカ

結構、映画の舞台のイラン社会が初めてで異質で新鮮でした。監督のファルハディーは名匠でしょう。カンヌ国際映画祭のグランプリも頷けます。盗作疑惑でアカデミー賞国際映画賞にはノミネートされなかったようです。国際映画賞を受賞した「ドライブ・マイ・カーにはラッキーだったかもしれません。まさしく映画と同じで「人間万事塞翁が馬」ですね。

この映画も、まさしくSNS時代の光と闇を表した映画です。

イランでは、借金を返せないと刑務所で服役しないといけないのですね。離婚した嫁の兄からの借金が返せなくて収監された主人公ラムヒですが、借金が返せれば出所できるというのも驚きです。更に驚きなのが、刑務所にも休暇が認められているのです。もっと驚きなのがこの国では、ラスト近くで出てくるのですが、死刑囚の施行も保釈金(お金)で中止されるのです。

 

ラムヒが休暇中に刑務所から出たところから物語は始まります。新しい恋人が金貨が17枚入ったバックを拾いました。恋人はこのお金でラムヒの出所を助けようとしますが、ラムヒは持ち主を探して返すことにします。その善行が新聞、テレビで取り上げられて、彼は一躍、善行の囚人として有名になります。慈善団体から、彼の出所を助けるために寄付金まで集まります。ところが、新しい職場の上司になる男は、本当の話かどうか、金貨の持ち主を連れてきて証明しろといいます。金貨を落として返した女性がどこの誰だったかわからず・・。やがて、ラムヒのつくり話ではないか、とSNSで世論が高まります。父の無実を訴える、罪のない吃音症の息子まで巻き込んで。

 

私の人生訓は「人間万事塞翁が馬」と常々述べています。まさしくこの映画は良かったことが悪かったことの原因になり、悪かったことが良かったことになったりするとても深い映画でした。

20220308「ウエストサイドストーリー」

 

3月8日火曜日の午後から「ウエストサイドストーリー」をユナイテッドシネマに観に行きました。2月14日に「ドライブマイカー」を見に来た時に、既に封切りされていたと思うので3週間遅れで観ることになります。14時半からの上映で、観客は私も含めて4組5名ぐらいでした。17時20分までの2時間50分:実質157分の長い映画ですので、毎日が暇で、旬をずらして観るひとは、私ぐらいしかいないと思いました。

1961年に映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエストサイド物語」を

スティーブ・スピルバーグ監督が再映画化したものなので、1950年代のニューヨーク、マンハッタンの様子が良かったですね。車が全部クラシックカーなので、アメリカ中のクラシックカーを集めてきたように一杯走ってました。

大体の筋書きは観終わってから甦りました。ミュージカルは案外好きなんですが、この映画は、歌もうまいし、ダンスも素晴らしい。主演のトニーを演じたア

ンセル・エルゴートはやはりいい男ですね。マリーを演じたのは3万人のオーディションで選ばれたレイチェル・ゼグラーは可憐で可愛かいく、凄く良かったけど、私が一番いいと思ったのはプエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダー:マリアの兄:ベルナンドの恋人役のアニータを演じたアリアナ・デボーズではないかと思います。ダンスの迫力と演技力もあったので、アカデミー賞に助演女優賞の受賞も有りかと思いました。

1950年代のアメリカは、プエルトリコ移民と、先に移民してきていたポーランド系移民との軋轢が生じ、貧民街から彼らを追い出すマンハッタンの再開発が始まった時代だったようです。1898年の米西戦争でスペインか

らアメリカに併合されたので、プエルトリコ人の多くはスペイン語をしゃべっており、あまり英語は得意では無いようでした。

マリアのお仕事は、結婚式場?の営業が終わってからのビル清掃のようでした。兄のベルモントはボクサー。ベルモントの恋人のアニータは洋裁でミシンを動かしていました。プエルトリコ移民の仕事風景は映画で描かれましたが、ポーランド系移民は仕事していないのか仕事風景は描かれませんでした。

最後に、ポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」との決闘と衝撃のアンハッピーエンドの結末が、やはり衝撃的で圧倒されました。

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