2018年10月~2019年1月 大阪出張 (2022-08-13)

2018年10月~2019年1月 大阪出張

 

2018年から新しい仕事を始めました。

鑑定事務所の調査員という仕事です。何気なく、新聞の求人欄に一級建築士募集の広告を見つけ、応募したのが損害保険鑑定事務所の調査員という仕事でした。

まずは、名古屋事務所で研修を受けました。業務は、台風の際の被害見積の算定及び地震・洪水の際に調査・算定をする仕事です。今までこのような仕事があるとは思いませんでしたが、確かに損害保険を請求して、誰かが算定しないと被害額に対して保険金が正しいかどうかわかりません。損害保険会社と契約者は利益相反しますから第3者が必要です。

仕事は、台風とか地震で被害が発生後に、損保会社から要請が鑑定事務所に有り、私達のような調査員に連絡がはいり日程調整して出向くことになります。非常勤の仕事です。

 

2018年9月4日に平成30年台風21号が大阪を襲いました。徳島県南部に上陸したときの中心気圧は950hPa、最大風速は45m/s。非常に強い勢力を維持したままでの上陸です。印象的だったのが関西空港の連絡橋に船が風で流され、ぶつかって破損した映像がテレビで毎日流されました。

その台風21号による風害の算定の為、10月4日(木)に鑑定事務所の大阪事務所に行き、翌日から損保会社で建物被害額を算定することになりました。とにかく損保会社でも今までに無い被害届が出ており、朝9時から夜7時まで1日15件以上算定をするよう指示されました。土日も関係なく事務所は開いていました。結局、私は10月には15日稼働して仕事を終えました。

11月はプライベートで11/13~11/18まで半田商工会議所のベトナムツアーに参加申込をしていましたの、損保の鑑定の仕事はしませんでした。そうしたところ、12月から別の海上火災の大阪災害対策室へ来て欲しいとの連絡が鑑定事務所からあり、12月4日からまた大阪に行くことになりました。12月はその海上火災の災害対策室へ10日間。1月には14日間。2月1日(金)に鑑定事務所の研修会を受け、懇親会後に帰省しました。

結局、大阪での稼働は10月に15日間、12月に10日間、1月に14日間の3ヶ月間で計39日間でした。

 

とにかく初めてこの仕事をしましたが、各損保会社とも事故報告が10万件以上あるとのことで、とにかく鑑定事務所の調査員に数をこなすこと、休日も開所していましたからとにかく仕事をこなしたという印象です。

写真は、大阪の御堂筋にあった災害対策室の昼休みに写した中之島の建物の写真です。

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