原作は、あの「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」などの池井戸潤です。
この「七つの会議」は確か原作の小説を読んだことがあると思いましたが、あらすじは忘れていました。
主役は狂言師の野村萬斎、敵役は香川照之、その他に及川光博、片岡愛之助、立川談春、北大路欣也、鹿賀丈史、藤森慎吾、紅一点で朝倉あきちゃんが頑張っていました。土屋太鳳ちゃんも出ていたか。
迫力ある演技と、俳優の個性で見せてくれました。やはり監督の福沢克雄の手腕か。はたまた、原作の力か?いや脚本力か?
あらすじは、日本のサラリーマン、パワハラにも耐えて生きているのですが、ひとり野村萬斎演じるぐうたら社員だけが組織と関係なく勤めていたのですが、ある問題から会社の不正に立ち向かうというものです。
日本のサラリーマン社会を考えさせられる内容でした。最近の会社の様々な不正、強度不足などの根っこを著わそうとした作品なのかもしれません。
40年サラリーマンとして生きてきました。
その間に、そんなに悪事に手を染めた記憶はありませんが、サラリーマンとして当たり前なことが世間で当たり前で無かった場合、どのように対応したか今でも正解はわかりません。直ぐに影響があるわけではない場合は、内緒で直そうと考えるかもしれません。
日本のサラリーマンですから・・・。