200311「Fukushima50 フクシマフィフティーズ」
200301「サバイバルファミリー」
今日は3.11でしたから、「Fukushima50」を観てきました。2011年3月11日に発生した東日本大震災の巨大津波による福島第一原子力発電所の事故の実話を元にした映画です。まだ、9年しか経っていませんから、あの時の記憶が甦ってきます。
只々、圧倒されるばかりで、現場の力によって日本は救われたわけですが、東電本社の対応、政府の対応の描き方について当時の関係者からの言い訳を聞きたいと思うのは、意地悪な見方かもしれません。人間その時には必死に行動したことに対して非難しても仕方ないことかもしれませんが、反省して次につなげられるのが本当の指導者と思います。
現場監督を24年間やっていた経験から言うと、現場は常に自分の行動についての正当性を求めていると思います。その正当性は、会社の指示であったり、設計図書であったりするのですが、それが覆ったときに自分が正しい判断を下せるか・・・。考えさせられました。
映画として観た場合、この「Fukushima50」は実話を元にしています。ある程度、知っている内容でしたが、「サバイバルファミリー」については2017年の作品をアマゾンプライムで見たのですが、設定がある日突然、電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなるという設定でしたから、撮影は過酷だったでしょう。ある意味、話の構成と筋の良さと展開の意外性と納得性、面白さが発揮された映画といえると思います。
やはり、映画にどきどき感だったり、思い切り泣かせてくれたりする映画を良い映画だと思うのは、小学生レベルの映画の見方かもしれませんが、これからもできるだけたくさんの作品を見ていきたいと思います。