(2022-12-13)

20221209「ラーゲリより愛を込めて」

 

正直、映画を観に行くのはいつも最後の方で、もうすぐこの映画の上映が終わるかもというタイミングで観に行くのが大半です。

ただ、この映画だけは、テレビCMを見て、観たいなあと思い、封切りの朝一9時上映で観ました。

ウィキペディアによると、ラーゲリとは、ソ連の強制収容所を指すが、本来はキャンプを意味するロシア語の単語で夏休みの子供キャンプ、合宿、宿泊施設を意味するということなので、本来は楽しみにつながる言葉と思われます。

映画については、もう少し泣ける映画かと思いましたが、泣かす演出がそんなに多くなかったと思います。人間は、不当な目に遭っても希望を持って生きるべきかもしれません。

イントロダクション:実話を元に運命に翻弄されながら再会を願い続けた2人の11年に及ぶ愛の実話―「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」零下40度を超える厳冬のシベリアで、死と隣り合わせの日々を過ごしながらも、家族を想い、仲間を想い、希望を胸に懸命に生きる男が実在した――

文字で残すことが許され合い主人公:山本幡男の遺書を、4人の仲間たちが暗記して、妻子に届けるという話は、実話であり、感動的なのですが、それよりもロシアに対する怒りが湧いてきて納まりません。

正直、ウィキペディアのシベリア抑留を読むと、ロシアへの怒りが湧いてくるし、現在のウクライナへの侵攻はでのロシア側の主張は、全く受け入れられないと思います。

今まで、力で領土を増大してきたロシアは、第二次世界大戦後も領土を拡張したままです。ソビエト連邦が崩壊したときに、多くの国が生まれました。ウクライナもそのひとつです。そのウクライナを取り戻すために、プーチンは侵略戦争を始まました。

今のウクライナ戦争で、ロシアは敗北してロシア連邦が崩壊し、極東にいるロシア人たちはモスクワ近郊へ移住させるべきです。そしてロシア人のいないシベリアに新しい国家が生まれることを期待しています。

だって、第二次世界大戦後、ロシアの領土以外の植民地は解放され、新しい国家が出来ました。ロシア人はモスクワへ移住して、今までの植民地を開放するべきです。

それが、ロシア人の幸せにつながります。

そうすることにより20世紀の植民地時代がやっと終わりになります。

そうでないとウクライナのような悲劇がまた繰り返されるでしょう。