この映画観た?

 

20220214ドライブ・マイ・カー

 

アカデミー賞にノミネートされ再上映にたくさんの人が観に来ているようです。

 

私も、受賞前に観ようと思い、やってきました。

ただ、同じように考える人はいるもので、月曜日なのに、お歳を召した方が、50名はいたと思います。

この映画、結構難しい映画ですね。

主人公の妻役の霧島レイカが良かったです。とても、魅力的な女性を演じていました。

ここからはネタバレですが、才能のある魅力的な女性が、亭主のいない間に共演者と次々に逢引きを繰り返す。そして亭主はそれを知っているのに今の関係が壊れるのを怖れて言えない。妻も、薄々それに気づいて「今日、帰ってきたら話がある」と言って亭主を送り出す。亭主は今の関係が壊れるのを怖れて中々帰れない。そして深夜に帰ったら、妻が脳失血で亡くなっていた。もっと早く帰っていれば、妻を救えたかも知れないという罪の意識を持って広島へ行く。残されたものは、亡くなってしまったひとをどう思うか?考えさせられました。

主人公の職業は、演出家で俳優です。難しい職業ですね。

ロケ地が広島でしたので、昨年9月から11月初旬までいましたので懐かしく観ました。

原爆ドームに足場が掛っていましたから、2020年9月から2021年3月までに収録された映画で

すね。5回目の保全工事は見事に、今まで保全工事での経年による汚れを綺麗にしていましたのでより、見栄え良くなりましたね。

アカデミー賞を取ったら、多分もう一度観に行くと思います。

最後のシーン、韓国のスーパーマーケットでドライバーの三浦透子が主人公の赤い車で、買い物をして、マイ・カーには広島で居た犬を乗せて帰るシーンがあったのですが、ちょっと意味が分かりませんでしたので、もう一度観てみたいです。

是非とも、アカデミー賞を受賞して欲しいと思います。

0220201 中島みゆき 劇場版ライブ・ヒストリー2007-2016

久しぶりに映画館に行きました。

しばらくぶりでしたので、会員カー

ドが切れかかっていました。

もう2月なんです

が、1月に映画を観なかったのですが、何故かしら今年は毎月1回・映画を観るぞと誓いました。・・・すでに誓った時から、できない誓いをしました。

今日の映画は、中島みゆきのコンサート映像です。語り・おしゃべり無しで歌ばかりの映像です。

中島みゆきの歌を聴いて、涙が溢れ出るおっつぁんは私だけでしょうか?

今日は、「ファイト」の曲を聴いたら泣けて・泣けてしょうがなかったのですが、ただ、大きなホールに5組7名ほどの観客でしたので、誰にも気付かられることはありませんでした。

普段65歳以上の会員は、1100円で映画を鑑賞できるのですが、この映画は特別価格2600円でした。しかし、絶対に採算が取れないでしょう。

2021年8月29日 ジャングルクルーズ

 

ディズニー映画は、やはり面白いなと思う一品です。好きなディズニー映画で「パイレーツオブ・カリビアン」がありますが、「最後の海賊」でシリーズが終わってしまったのがとても残念でした。果たして、ジャングルクルーズはシリーズ化できるかは問題ですが、もし「2」が公開されれば、また観てしまうと思います。

まさしく、ディズニーランドの人気アトラクションから生まれた、史上空前のスぺクタル・アドベンチャーとはよく言ったものです。アマゾンのジャングルの奥深くに「”奇跡の花”を手にした者は永遠の命を手にする」という不老不死伝説が発端ですが、それに女性植物博士のリリーが挑むのですが、このリリーは、まさしくスーパーレディなんです。まさしく、最初はイギリスの教会から始ますのですが、敵役のドイツの皇帝の親族も良かったです。もちろん主役のフランク船長も最高でした。おどろおどろした400年前の生霊も現れるし、とにかく飽きさせないストーリー・アクション有、面白かったです。

物語の年代は1910年代、第一次大戦前で、主役のリリーはイギリス人、敵役のヨアヒムはドイツ人、主役のフランク船長はスペイン人かなぁ?「パイレーツオブ・カリビアン」の時にも感じたんですが、とても危険なアクションシーンでも、なんとなく安心感を感じているのは、私だけではないのではと思います。びっくりはするんですが、不安感を抱かない安心感。この安心感が快いと思ってしまう映画でした。

20210605 地獄の花園

 

何故かしら観に行きました。きっと先週も観に行ったので癖になって2週連続で映画館に行ったんだと思います。

観た後の感想は、なかなか微妙です。主演の永野芽郁さんは、NHKの朝ドラの「半分青い」からの大ファンです。

配役、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸のヤンキー姿はよく合っています。特に川栄李奈の下からの睨み:メンチを切る姿は抜群です。キャスティングで気になったのは、遠藤憲一以下3名の男優をOLにしたのは違和感がありました。

まあ、そういう映画だよ。と言うことですね。

若い頃、中学生の頃かな、ジャッキーチェンの「燃えろドラゴン」を観た後、映画館を出た後に何故か気持ちが高揚して、ヌンチャクを振り回したくなったことを覚えています。

この映画を観た感想は、女の人の殴り合いは、あまり愉快では無いなと思ったことです。

洋画のアクション映画、日本のやくざ映画を観た後のような、高揚感・痛快感はありませんでした。歳を取ったせいか、はたまた、主人公に大義名分が無かったので、スカッとしなかったのかはわかりません。アベックで観ていたひと、小学生ぐらいの女の子と一緒に来ていた父娘に訊いてみたいと思いました。

ただ、最後のサプライズは良かったです。どういうシーンかは、観に行って確認してください。

20210529いのちの停車場

 

 この映画を観たいと思ったのは、NHKの「あさイチ」に現職のお医者さんが出演しているのを観たからです。

 番組で南杏子さんの経歴を聞いて驚きました。30代で子育てしながら医学の勉強をして医学部に入学して医者になり、55歳で小説家デビューしたという経歴は、本当にこんな人いるんだと思いました。そして、終末期医療に従事してこの小説を書いたというのは信じられません。頭の良し悪しではなくて、こうなりたい自分になってしまう力を感じました。番組でも、この映画で吉永小百合さんと共演して映画俳優デビューしたと楽しそうに話していたのが印象的でした。でも、本人はいたって普通で、その普通さがとても良かったです。

 そして映画の主演は吉永小百合さんです。すぎですね。1945年生まれです。私よりも10歳上です。大スターですから、映画界では多少のわがままが効き、本人のやりたいものをやっている感がありますが、それでもできることが偉大です。

 最初に、ひとりで寂しく歩いている姿は、歳を感じましたが、その他はシーンでは、設定どおり50歳前後の女医さんを立派に演じていました。他の配役は、西田敏行、広瀬すず、松阪桃李、田中泯です。

 ちなみに、田中泯は吉永小百合と同じ年ですが、今回は父親役を演じました。本人も違和感は一瞬で消し飛んだと言っているように違和感は、全く感じませんでした。松阪桃李の人のいいお兄ちゃん役、広瀬すずの訳あり看護婦も良かったです。

 最後は、考えさせました。ただ、「まほろば診療所」の在宅患者を増やしてしまったのにそれはどうかとも思いましたが、親子の愛情と医者の倫理と考えさせられる映画でした。

 

2021年3月18日「映画えんとつ町のプペル」

 

 確か結構前から上映されているので、観に行きたいと思いつつ、いけなかったので急に思い立っていきました。観客は5名で私以外は全て女性でした。コロナの心配は全く無いと言っていい環境でした。映画館でコロナってなかなか想像できないのですが、少しでも人と接触する機会があればリスクはゼロではないのでしょう。しかし、世の中ゼロリスクはあり得ないのですが、もし、罹ってしまった場合にそんなところに行ったからと言われないように生きなければいけない事態になったと自覚しなければいけないと言う事なのでしょう。それって、他人は全てコロナウイルスを持っていると思えっていうこと?違うような気もするのですが・・・。

 本題に戻します。

「えんとつ町」は夢を持てば笑われて、行動すれば叩かれる現代社会の縮図で、『えんとつ町のプペル』は僕自身の物語でもあります。

と原作者のキングコング西野亮廣氏は述べていますが、彼は若くして売れてしまったが為にそう感じるのでしょう。

 人は、何を持って、「幸せ」を感じるか?お金いっぱいあっても幸せでは無い人も一杯いるし、その逆の人も一杯いるのでしょう。

えんとつ町は、えんとつから出る煙で、空の無い町の物語です。

260年前のご先祖が、より良い世界を作るために外界と断絶した町を作ったようです。理想のより良い世界も、秩序を維持するためには、暴力による強制力が必要という設定でした。

 今の渋沢栄一の大河ドラマを観ると、武士である代官の横暴に腹が立つし、BSでやっている朝ドラの「澪つくし」を観れば軍部の横暴が許せない。と腹を立てているのは私だけでしょうか?

今の日本には、横暴なのはやくざ以外にはいないかも知れないけど、外国を見れば、力による支配は人間社会には、どうしようもないことかも知れないと思った映画でした。

中国共産党も、たぶんできたときは中国の人々のために出来たのでしょう。それが今は、香港・ウィグルで暴力により弾圧を行い、人々の幸せを奪うなんて思ってみなかったことでしょう。これも体制を維持するためには仕方ないことなのでしょうか?また、ミャンマーの軍事政権を支持することも、中国の民の幸せのために必要なことなのでしょうか。

と思った映画でした。

200916「ミッドウェー」

200916「ミッドウェー」

 

今日は、久ぶりに映画館で映画を見ました。コロナで自粛している間は、アマゾンプライムにはまっていました。3.11以来ですから6カ月ぶりです。

「ミッドウェー」は、戦争映画です。戦争映画は大好きです。ただ、先の大戦のヨーロッパ戦線なら、主人公に気持ちを同じくして映画を見られますが、やはり日本人ですから日本軍がやられる映画ですから、ちょっと複雑な心境です・・・。映画のつくりは良いと思います。カリスマパイロット:ディック・ベスト(エド・スクライン)と情報将校レイトン少佐(パトリック・ウィルソン)が主役ですが、アメリカ映画らしく、奥様や子供の関わり方も申し分ない映画です。戦闘シーンは迫力に満ちており、日本軍と戦っているアメリカ側が被害を受け、死者がでるシーンは涙が止まらず泣けました。

ただ、やはり日本人なので、複雑な気持ちにもなります。

我々は、歴史の結果を知っているから、ミッドウェー海戦は日本軍が負けるべくして負けたという思いでいましたが、勝つには勝つだけの理由があったことを映画は教えてくらました。パールハーバーで船が沈められてしまい、軍の音楽隊が行くところが無くなり、音楽隊なのでリズム感が良いという理由で暗号解析班に配属された隊員と情報将校の巧みな暗号解析力と分析力で日本の連合艦隊の空母の位置情報を前線に伝え、たまたま、アメリカの潜水艦:ノーチラス号を攻撃していた日本の駆逐艦が艦隊に戻るところをアメリカ軍の航空隊が発見したので、日本の空母の位置がわかったというようなことは、この映画で初めて知りました。戦闘シーンはド迫力でしたが、日本軍は負けるべくして負けた。アメリカ軍は勝つべきして勝った訳では無いという歴史の事実を知ることができました。そういう意味で歴史についての考えを変えさせられました。

日本海軍を語る場合、山本五十六連合艦隊司令長官は、今でも英雄でしょう。日本陸軍が悪かった、海軍は良かったという説もあります。ただ、私は、山本五十六について厳しく見ています。あまり評価していません。

真珠湾攻撃について、この映画ではレイトン情報将校の日本の空母の情報を取り上げなかったニミッツの前任太平洋戦域総司令官が解任され、ルーズベルト大統領が第二次世界大戦に参戦するため知っていて、わざと日本軍にパールハーバーを奇襲させたとの説もありますが、アメリカ側の被害を考えれば、そんなことは絶対に無いと確信しました。

真珠湾攻撃は成功だったのか?アメリカ軍人に「リメンバーパールハーバー」という意識を持たせたので失敗だったのではと思います。もちろん、敗戦したから言えることです。アメリカとの戦争に反対だった山本五十六が、何故、この作戦を立案して、陸軍の反対を押し切ってまで行ったか?自分の先見の明を証明したかったからかもしれません。

稀代の博打打:山本五十六がやりたかったからやった大博打でしょう。

最後に何故、アメリカとの戦争になったか?それは国民が望んだからだと思います。そして新聞が煽った。天皇陛下は望んでいなかったと信じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

200311「Fukushima50 フクシマフィフティーズ」

200301「サバイバルファミリー」

 

 今日は3.11でしたから、「Fukushima50」を観てきました。2011年3月11日に発生した東日本大震災の巨大津波による福島第一原子力発電所の事故の実話を元にした映画です。まだ、9年しか経っていませんから、あの時の記憶が甦ってきます。

 只々、圧倒されるばかりで、現場の力によって日本は救われたわけですが、東電本社の対応、政府の対応の描き方について当時の関係者からの言い訳を聞きたいと思うのは、意地悪な見方かもしれません。人間その時には必死に行動したことに対して非難しても仕方ないことかもしれませんが、反省して次につなげられるのが本当の指導者と思います。

 現場監督を24年間やっていた経験から言うと、現場は常に自分の行動についての正当性を求めていると思います。その正当性は、会社の指示であったり、設計図書であったりするのですが、それが覆ったときに自分が正しい判断を下せるか・・・。考えさせられました。

 映画として観た場合、この「Fukushima50」は実話を元にしています。ある程度、知っている内容でしたが、「サバイバルファミリー」については2017年の作品をアマゾンプライムで見たのですが、設定がある日突然、電気を必要とするあらゆるものがなぜか使えなくなるという設定でしたから、撮影は過酷だったでしょう。ある意味、話の構成と筋の良さと展開の意外性と納得性、面白さが発揮された映画といえると思います。

 やはり、映画にどきどき感だったり、思い切り泣かせてくれたりする映画を良い映画だと思うのは、小学生レベルの映画の見方かもしれませんが、これからもできるだけたくさんの作品を見ていきたいと思います。

200225「パラサイト半地下の家族」200224「1917命をかけた伝令」200223「空飛ぶタイヤ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

200225「パラサイト半地下の家族」

200224「1917命をかけた伝令」

200223「空飛ぶタイヤ」

 

 珍しく3日連続で映画を見たので、映画で何が面白いかを述べたいと思います。

ただ、2月23日に見たのはアマゾン・プレミアムで初めてビデオを利用しました。

この3作品は全然比較しようにも比較のしようが無い作品ですが、「パラサイト」と
「1917」のふたつの作品は、今年度の第92回アカデミー賞にノミネートされ、「パラサイト」が作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞、4部門を受賞。「1917」の方は撮影賞、視覚効果賞、録音賞のテクニカル系3部門を受賞しました。(作品賞・監督賞・脚本賞にもノミネートさていました)

ということは、この2作品を比べた場合、オスカーの選定委員達は圧倒的に「パラサイト」の方が面白いと思ったのでしょう。だって、トランプ大統領の言う通り、アメリカの賞だからアメリカ作品が受賞すべきである。トランプ大統領は好きではありませんが、何となくこの論理には納得してしまいます。「パラサイト」には国際長編映画賞だけで、作品賞、監督賞は受賞しなくても十分な結果だったと思いますから・・・。

私もふたつを見比べてみて「パラサイト」の方が面白いと思いました。映画でもドラマを観るときに、やはり、話の構成と筋の良さと展開の意外性と納得性が面白さの大きな要素になるのでしょう。その点「パラサイト」は優れた映画です。

こんなことが本当にあるのかと思いつつ、あれよあれよと引き込まれていき、ネタバレになりますが、思わぬ地下の住人の存在、消せない半地下の匂い、最後のどんでん返しと、現実に戻って終わるという手法は良かったと思います。

といって、「1917命をかけた伝令」も良い作品です。迫力ある映像と音響は楽しめました。展開の意外性の部分で物足りなかったのかと思います。これもネタバレですが、ドイツ軍からの銃撃から逃れるときに少女と赤ん坊に会ったシーンがありました。もうすこし意外な展開を期待したのは私だけか?

何故か、日曜の夜、TVで見るものが無かったのでアマゾンプライムのビデオで「空飛ぶタイヤ」を見てしまったので、2日連続で映画を見に行く気になりました。池井戸潤作品の初映画化作品で実話が下敷きになっています。隠ぺいを図る大企業:ホープ自動車は某財閥系の自動車会社だったので、その財閥系の銀行が映画の中で行った仕打ちも現実にあったのだろうと思え、腹が立ってきました。ということで、実際の話をふたつくっつけて原作を作ったようなのですが、筋の面白さはさすが池井戸作品・怒りの感情を大きく揺さぶられました。

今回の結論は、映画はまとめて何本か見るべきだ。という事でした。

200103「STARWARSスカイウォーカーの夜明け」

 

 残念な映画でした。STARWARS映画はそれなりに楽しめたのに全然ワクワクしませんでした。歳を取ったのでワクワクしなくなったのでしょうか。

 でも、箱根駅伝は毎年それなりに楽しめますが、今回のスターウォーズはあまり楽しめませんでした。主人公が女性だからかなあ。女性を主人公にすることで女性のファンを呼び込もうとしたのかなあ。大体、面白い映画は主人公との一体感があるのですが、今回は全くありませんでした。また、色々な戦闘シーンはコンピュターゲームと変わりません。20年前ならドキドキした感覚もありません。

 やはり、長すぎたシリーズが終わって良かったと考えましょう。

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